2012年11月25日
食べる食べない 家族みたいな豚
原作にほれた
料理の描写も主人公の心の動きも、とてもきめ細やかに描かれて、
とても素敵な物語だと思った。
そして、狩猟に憧れるものとしては、エルメスの命をいただく場面が
きっちりと描かれていて◎
そういえば、公開当時K-mixのてっちゃんが絶賛していた。
で、映画化されているのだが、感想としてはいまいちだった。
いや原作が良すぎるというべきか。
原作と比べると、いちいち色あせて見えてしまう
料理の場面が少なすぎるし、
「肉」となったエルメスが一切省かれている
でも、原作を映像で楽しめるという点ではよかった
役柄ではブラザートムがよかった
こちらは、文句なしに面白かった
子どもたちの飼育ぶりが良い
ときどきエラそうな教師役もよかった
豚の自然な演技(?)が最高
あえてひとつ言わせてもらうと、本当に責任をとるということは
ただ食肉センターに送るんじゃなく、自分たちで調理して食べることだと思う
映画でそこまでは無理なのだろうか
Posted by d.sugiyama at 22:13│Comments(0)
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