2012年08月01日

湯浅湾シーカヤック2 島の名前の由来

アイランドストリームのツアーではありませんが、
苅藻島への様子がYou Tubeにアップされていました。

湯浅湾シーカヤック2 島の名前の由来(動画3:49)


苅藻島の手前にある、毛無島
(写真が撮れていれば面白かったのですが)
しゃくれた髑髏そっくりの形をしています。
鳥の糞で白くなっています。

鳥の糞で酸性化するため、植物が育たず、「毛無し」と名付けられてしまったのです。
毛無しとはかわいそう。実際は、オバケのQ太郎ぐらいはわずかながらちゃんと毛が生えていました。


============================================

★シュノーケリングをした苅藻島にてツヨシさんのレクチャー

苅藻…文字の通り、昔は海藻が密生していたはず。
今はとても少ないです。
日本中で、磯焼けといって海藻が死滅する現象が起きています。
これは、戦後、山に杉や檜などを植林した結果、腐葉土の量が減って、
山から川に、川から海へと溶け出してくる養分が減りました。
養分が減ると、海藻が育たなくなります。
海藻が減ると、海藻に産卵していた魚が減って、漁獲量が減ってしまいます。

苅藻島という島の名前から考えてみました。

============================================


ただ、山の手入れをしても海に成果が反映されるのに半世紀はかかるだろうという
学者さんもいました。たとえ結果が出るのに時間はかかっても、
壊しては造る公共事業よりも、山林再生にスポットが当たればいいのになあ。






同じカテゴリー(アクティビティ)の記事画像
気田川ツーリング(写真)
焦がれた漕がれた 天竜・気田川カヌー
8/19記事追加 西伊豆シーカヤック
ようこそ先輩 西伊豆大田子海岸でシーカヤックの課外授業3
ようこそ先輩 西伊豆オオタコ海岸でシーカヤックの課外授業2
ようこそ先輩 西伊豆オオタコ海岸でシーカヤックの課外授業1
同じカテゴリー(アクティビティ)の記事
 気田川ツーリング(写真) (2012-09-13 17:09)
 焦がれた漕がれた 天竜・気田川カヌー (2012-09-10 18:43)
 8/19記事追加 西伊豆シーカヤック (2012-08-30 22:19)
 ようこそ先輩 西伊豆大田子海岸でシーカヤックの課外授業3 (2012-08-20 20:27)
 ようこそ先輩 西伊豆オオタコ海岸でシーカヤックの課外授業2 (2012-08-20 18:50)
 ようこそ先輩 西伊豆オオタコ海岸でシーカヤックの課外授業1 (2012-08-20 18:21)

Posted by d.sugiyama at 17:43│Comments(1)アクティビティ
この記事へのコメント
山を大事にしなかった結果、海洋浸食が
進みました。
山からの栄養がへり、焼津では、昔は、子供のおやつだったナガラミが、高級珍味に(T_T)。

鰯も、少なくなりました。

このような小魚が、食べてた、ミジンコは、海からの栄養が必要なのですね。


山を大事にする事で、私達にも、巡ってくるので、自然エネルギーも、生かした、エネルギーに。
Posted by 真琴 at 2012年08月01日 18:29
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
湯浅湾シーカヤック2 島の名前の由来
    コメント(1)